1.低学年の勉強方法とは？
中学校受験で、難関校に入るためにはライバルへの対策が必要になります。正しい勉強方法で進めていないと、遠回りをした勉強方法になってしまうことが考えられます。そこで、中学校受験のために、お子さんに合わせた成績の上げ方を見つめましょう。
低学年から受験対策を行う場合、塾に通わせることは必須ではありません。低学年のうちから塾に通わせることで弊害も起こる可能性がありますが、早期から塾に通うことで自分に合った勉強方法を見つけることもできます。勉強方法よりも、鉛筆の正しい持ち方や勉強を行う時の正しい姿勢などを身につけましょう。低学年のうちから国語の音読をしっかり行うと、算数の文章問題や長文読解に役立ちます。
2.学習習慣が重要になる中学年
4年生になると、低学年の学習カリキュラムから変更します。中学年になると、学習習慣をつけるための大切な時期になります。塾を検討している場合も、このタイミングに通わせると学習習慣がつきやすいので良いでしょう。塾だけでなく、学校での授業の復習を行うことも大切なポイントです。学校の授業で習ったことをしっかり復習することで、塾の応用問題でも生かすことができ、知識を定着させることが期待できるでしょう。
注意したいポイントが、同じ問題を繰り返しすぎてしまうと、式だけを暗記し、他の問題になった場合に解けなくなってしまう可能性があることです。家庭での勉強を保護者が見守りながら、「なぜこの解き方になったか」を考えて一緒に問題を解くと良いでしょう。
5年生になると、学校の授業だけでなく、塾の学習時間も増えます。そろそろ志望校に向けた準備を行う時期に入ります。これまで行ってきた学習時間の習慣を確実に定着させましょう。これまでの勉強で苦手な単元があった場合は、克服する最後の1年間です。5年生までに苦手を見つけて、克服できるようにしましょう。
3.最後の1年は受験対策をしよう
6年生になると受験対策が始まるため、塾が忙しくなり、長期休暇も学習時間を長く取る必要があります。宿題も多く出されるため、宿題を終えるだけで大変になってしまいます。宿題を全て完璧にこなそうとはせずに、苦手なものから取り組むことが大切です。
志望校が決まると、学校に合わせた受験対策が必要になります。学校によって出題パターンが違うため、取捨選択を行いましょう。実際の志望校の受験を想定したテストも行われることがあります。結果などに惑わされることなく、コツコツと勉強を進めていきましょう。
